クレアチンの種類完全比較|結局どれを選べばいい?8種類の違いを整理
「クレアルカリンは少量で効くって本当?」「HCLは胃に優しいって聞いたけど」「結局モノハイドレートでいいの?」クレアチンの種類選びでいちばん多い疑問です。
じつは答えはシンプルで、研究で何度も検証された結果、優位性が確認されているのは今もモノハイドレートだけです。代替品の「○○より優れている」という宣伝の多くは、比較試験で否定されているのが現状だったりします。
トレーナー歴8年・筋トレ歴12年、自分自身で試してきた経験と12本のヒト対象研究を読み込んだうえで、忖度なくまとめます。
※本記事は学術研究の紹介を目的としたもので、医療行為や治療を推奨するものではありません。クレアチンはサプリメントであり、医薬品の代替になるものではありません。持病のある方や薬を服用中の方は、摂取前に必ず医師にご相談ください。
※クレアチンの基本効果や安全性をおさらいしたい方は、先に クレアチンとは? | エビデンス最強のサプリメント をご覧ください。
クレアチンの種類は1つで十分?まず知るべき大前提
店頭やネット通販を見ると「新世代クレアチン」「吸収率○倍」「胃に優しい改良版」といった謳い文句が並びます。しかし結論から言うと、研究で「モノハイドレートより優れている」と証明された種類は今のところ存在しません。
私も最初は「もっと新しいタイプのほうが効くはず」と思って、初めて買ったときにクレアルカリンを選びました。「少量で効く」という説明を信じて1週間試したのですが、後でモノハイドレートに切り替えても体感はまったく同じ。あれ?となって調べ直したのが、研究をきちんと読むようになったきっかけです。
「種類が多い=選択肢が広がる」ではない
クレアチンの代替形態を網羅した分析(Fazio 2022)が17件の研究を精査しました。その結果、モノハイドレートと直接比較したのはわずか3件のみ。しかも代替形態が優れているという一貫した証拠は見つかりませんでした。論文の結論は「モノハイドレートは依然として最も広く研究され、効果・安全性・コストの面で優れている」と明言しています。
「マーケティングの言葉」と「研究の事実」を切り分ける
Amazonで販売されているクレアチン代替品175商品を分析した研究(Escalante 2022)では、商品の約88%が「効果が高い」「吸収が良い」といった主張を裏付けるエビデンス不足と判定されました。さらに価格を比べると、代替形態は1g当たりで見るとモノハイドレートより約116%高いと報告されています。
- モノハイドレート:1g当たり約$0.12(最安水準)
- 代替形態(HCL・クレアルカリン等):1g当たり約$0.26
- 差額の正体:効果の差ではなく、ブランディング・特許コスト・市場の希少性
つまり、新しい種類の多くは「払った差額分の効果が出ていない」のが研究上の現実です。
クレアチンの種類一覧と早見比較表【全8種+g単価の目安】
市場に出回っている主要なクレアチンを、化学的な違い・研究の蓄積・実用面でまとめました。「種類の数」より「研究の量」で見ると、選び方の景色がまったく違って見えます。
| 種類 | 形態 | 溶けやすさ | 胃への優しさ | 研究の蓄積 | g単価の目安 | おすすめ度 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| モノハイドレート | 水和結晶 | 普通 | 普通 | ★★★(数百件) | 最安水準 | ◎ 第一候補 |
| クレアピュア® | モノハイドレートの高純度品 | 普通 | 普通 | ★★★(モノハイドレート同等) | やや高い | ◎ 品質重視・競技者向け |
| マイクロナイズド | 粒子を細かくしたモノハイドレート | 良い | やや良い | ★★★(モノハイドレート同等) | やや高い | ○ 溶けやすさ重視 |
| クレアルカリン® | 緩衝型(pH調整) | 普通 | 普通 | ★(直接比較1件で否定) | 高い | △ 推奨しにくい |
| HCL(塩酸塩) | 塩酸結合 | 非常に良い | 良い | ★(直接比較で同等) | かなり高い | △ 胃が弱い人の選択肢 |
| エチルエステル | エステル化 | 普通 | 普通 | ★(劣ると報告) | 高い | × 推奨しない |
| ニトレート | 硝酸塩 | 良い | 普通 | ★(データ不足) | 高い | △ 研究待ち |
| マレート | リンゴ酸結合 | 良い | 普通 | ☆(ヒト研究ほぼなし) | 高い | × 推奨しない |
表で一目瞭然ですが、研究の蓄積が★★★なのはモノハイドレート系のみです。クレアピュアやマイクロナイズドはモノハイドレートの「品質違い」「粒度違い」であって、化学的にはモノハイドレートと同じ物質。一方、クレアルカリン・HCL・エチルエステルなどは化学構造そのものを変えた別物ですが、研究上はモノハイドレートを上回る成果が出ていません。
クレアチンモノハイドレート|なぜ「ゴールドスタンダード」と呼ばれるのか
モノハイドレートとは、クレアチン分子に水分子が1つ結合した形のことです。1990年代から世界中で研究され、クレアチン研究の歴史の9割以上はこのモノハイドレートで行われてきました。
研究の蓄積量がそもそも桁違い
ヒト対象の研究をまとめた分析(Wang 2024)では、23件の比較試験を統合した結果、モノハイドレートを使った群は偽薬を飲んだ群と比べて上半身も下半身も明確に筋力が伸びることが確認されています。クレアチン研究の権威ある声明(Kreider 2017、国際スポーツ栄養学会のポジションスタンド)も、「他の形態がモノハイドレートより吸収率が高い、または分解されにくいという主張は、現時点で根拠がない」とはっきり結論づけています。
効果・安全性・コストの三拍子が揃っている
クレアチンの形態を網羅的に分析した総合レビュー(Kreider 2022)では、「生体利用性・有効性・安全性を裏付ける十分なエビデンスを持つ唯一の形態」とまで明言されています。さらに、副作用に関する世界最大規模の分析(Kreider 2025、685試験・約26,000名のデータ統合)では、クレアチンを飲んだ群と偽薬を飲んだ群で副作用の発生率に違いがなく、いずれも約13%程度。さらに2,840万件の有害事象報告データベースを精査しても、クレアチンに関する報告は0.00072%と極めて稀で、研究者は「クレアチン摂取が副作用リスクを高めるという主張は根拠がない」と結論づけています。
モノハイドレートが「標準」になった歴史的経緯
新しい形態を分析したレビュー(Jäger 2011)でも「新規クレアチン形態のいずれも、モノハイドレートより効果的または安全であるエビデンスはほぼない」と総括されています。さらに、よくある誤解を整理したレビュー(Antonio 2021)も「エビデンスに基づく研究は、モノハイドレートが最適な選択であることを明確に示している」と断言。塩、エステル、緩衝型といった他の形態で、モノハイドレートより筋肉内のクレアチン貯蔵を増やすという査読論文は存在しないと指摘しています。
飲み方の詳細は クレアチンのローディングとは?必要か不要かを最新研究で徹底解説 と クレアチンの飲み方・飲むタイミングを徹底解説【筋トレ前?後?寝る前?】 を参照してください。安全性が気になる方は クレアチンの副作用【はげる・腎臓・下痢】は本当か?実体験とエビデンスで徹底解説 もあわせてご覧ください。
クレアチン種類比較② モノハイドレート系プレミアム原料「クレアピュア®」
モノハイドレートには「ブランド原料」という区分があり、その代表がクレアピュア®(Creapure®)です。ドイツAlzChem社が製造する高純度モノハイドレートの商標で、化学的には通常のモノハイドレートと同じ物質。効果に差はなく、違いは品質保証の厚さ(純度・全バッチ検査・第三者認証)だけです。
モノハイドレートはどれも同じ化学物質ですが、「品質で外したくない」「外れを引きたくない」なら基本はクレアピュア®ブランドのクレアチンを選んでおけば間違いありません。価格はやや上がるものの、純度99.99%・ケルンリスト®認証・全バッチHPLC検査・公式QSコードでの真贋確認といった品質保証の厚さが、他のモノハイドレートとは別格だからです。競技者・ヴィーガン・品質重視派はもちろん、一般トレーニーでも「最初の一袋で外したくない」なら第一候補になります。「クレアピュアとは何か」「普通のモノハイドレートとどう違うのか」をさらに掘り下げたい方は、クレアピュア(Creapure®)の定義・AlzChem社の歴史・7つの認証・QSコード照会・おすすめ主要商品まで網羅したクレアピュア完全ガイド クレアピュアクレアチンとは|純度99.99%・本物の見分け方と主要5商品を解説 を併読してください。公式情報をもとに、クレアピュアとは何かを徹底解説しています。
クレアルカリン(Kre-Alkalyn®)は本当に優位か|2012年の比較試験で決着済みの議論
クレアルカリンは、クレアチンを胃酸で分解されにくいよう「pHを調整した(緩衝した)」形態として販売されています。商品ページでは「少量で効く」「ローディング不要」「胃に優しい」といった主張がよく見られますが、研究上の評価は厳しいものです。
2012年の直接比較試験で「優位性なし」が確認された
レジスタンストレーニング経験者36名を28日間追跡した比較試験(Jagim 2012)が、クレアルカリンに対する評価のほぼ決着をつけています。この研究は、被験者を3つのグループに分けて行われました。
- クレアルカリン推奨用量1.5g/日(メーカー推奨の少量プロトコル)
- クレアルカリン高用量(モノハイドレートと同じg数)
- モノハイドレート群(標準プロトコル)
結果、クレアルカリンは推奨用量・高用量のどちらでも、モノハイドレートと比べて筋肉内クレアチン量・体組成・筋力・無酸素能力のすべてで優れた変化を示しませんでした。さらに、副作用の発生にも差は見られませんでした。「胃に優しいから少量で効く」という売り文句は、この試験で正面から否定されたことになります。
自分が最初にクレアルカリンを試したとき、モノハイドレートとの体感差がまったく無くて「あれ?」となった話は冒頭に書きました。後にこの2012年の比較試験を読んだとき、自分の体感の答え合わせができてスッと腑に落ちました。研究と体感が一致したのが、私が「種類より量と継続」と言うようになった原点です。
クリティカルレビューも臨床エビデンス不足を指摘
クレアチン形態の総合レビュー(Kreider 2022)でも、クレアルカリンを含む緩衝型クレアチンは臨床エビデンスが不足していると整理されています。マーケティング上の主張と、査読された研究結果のギャップが大きい代表例といえます。
クレアチンHCl・エチルエステル・ニトレートの実力
近年「次世代クレアチン」として推されることが多い3種類について、最新の研究結果をそのまま整理します。
HCl(塩酸塩)|直接比較で「同等」、優位ではない
HClはクレアチンに塩酸を結合させた形で、水溶性が高く、製造側からは「少量で効く」「胃に優しい」と謳われます。しかし、18〜25歳の若年成人40名を8週間追跡した直接比較試験(Eghbali 2024)では、HClとモノハイドレートでホルモン応答・筋力・筋肥大のいずれも同等の結果でした。論文は「HClはモノハイドレートより効果が高いとは言えない」と結論づけています。
さらに、エリートアスリート31名を対象にした最新の比較試験(Londoño-Velásquez 2025、低用量5g/日・8週間)でも、神経筋機能や筋力でHClとモノハイドレートに差はなく、「HClの優位性主張は根拠がなく誤解を招く」と研究者がはっきり指摘しています。
ただし、HClは水によく溶ける点が実用上のメリットになる場合があります。胃が弱くてモノハイドレートで違和感を覚える人にとっては、選択肢として残る価値はあります。とはいえ、効果はモノハイドレートと同じなのに価格が約2倍以上になる点は冷静に判断してください。
エチルエステル|分解されやすく、むしろ劣ると報告
エチルエステルはクレアチン分子にエタノールを結合させた形で、「細胞膜を通りやすい」とされていました。しかし、男性30名を7週間追跡した比較試験(Spillane 2009)では、エチルエステル群は血液中のクレアチン濃度の上昇がモノハイドレート群より劣り、分解産物(クレアチニン)が有意に増加したと報告されています。筋肉内のクレアチン量・筋力・体組成の改善は両群で同等。
つまり、「吸収しやすい」どころか「分解されやすい」のがエチルエステルの実態です。総合レビュー(Kreider 2022)でも、エチルエステルは体内に入る前後で分解されやすく、有効成分として機能していない可能性が高いと総括されています。価格は高いのに、研究結果は明確にネガティブ。積極的に選ぶ理由が見当たりません。
ニトレート|まだヒト試験のデータが揃っていない
クレアチンニトレート(硝酸塩)は、血流改善効果を狙った形態として一部で販売されています。総合レビュー(Kreider 2022)の整理では、生体利用性のデータはあるものの、モノハイドレートに対する優位性を示す十分なヒト研究はないとされています。「将来性はあるかもしれないが、現時点で積極的に選ぶ理由はない」が公平な評価です。
結局どれを選ぶ?目的別フローチャート
ここまでの研究結果を実用に落とし込むと、選び方は意外なほどシンプルになります。下のフローを上から順にチェックしてみてください。
| あなたの状況 | おすすめの種類 | 理由 |
|---|---|---|
| とにかくコスパ重視・初めてクレアチンを買う | モノハイドレート | 研究蓄積が圧倒的、価格も最安水準。失敗しようがない |
| 競技をしていてドーピング検査の対象 | クレアピュア®クレアチン | ケルンリスト®認証で禁止物質混入リスクを最小化 |
| ヴィーガン・ベジタリアンで原料が気になる | クレアピュア®クレアチン | 動物由来原料を使わない製造プロセス |
| 溶けにくさが気になる・粉のザラつきが苦手 | マイクロナイズド・モノハイドレート | 粒子を細かくしてあるため水溶性が向上 |
| モノハイドレートで胃に違和感がある | マイクロナイズド or HCl | まずは粒度の細かいタイプを試し、それでも合わなければHCl |
| クレアルカリン・エチルエステルが気になる | ↑のいずれかに置き換えを推奨 | 研究で優位性が確認されておらず、価格に見合わない |
トレーナーとしての本音
8年間トレーナーをやってきて、クライアントに最終的に勧めるのはモノハイドレート、その中でも基本はクレアピュア®ブランドのクレアチンに収束しました。理由はシンプルで、研究の蓄積・価格・安全性のバランスが他の形態と比較にならないうえ、クレアピュア®ブランドであれば原料の品質保証まで追加で得られるからです。「迷ったらクレアピュア®ブランドのクレアチンを買えば失敗しない、コストを抑えたいなら無印モノハイドレートに落とす」——これだけで外しません。
トレーナー歴8年・筋トレ歴12年が試した正直な感想
研究データは決定的ですが、自分でも複数種類を試してきたので、体感ベースの正直な所感もまとめておきます。
私が試した順番は、安い無印モノハイドレート → クレアピュア®ブランドのクレアチン → クレアルカリン → HCl の4種類です。結論を先に言うと、体感で違いを感じたのは「飲んでいる時期と飲んでいない時期」だけで、種類による違いは正直まったく分かりませんでした。クレアルカリンとHClは「胃に優しい」と言われますが、私はもともとモノハイドレートでも胃の違和感がなかったので、その恩恵も体感できず。価格差を考えると、結局モノハイドレートに戻ってきました。
付け加えるなら、種類より「毎日5gを継続できる買い方」のほうが10倍重要です。500g〜1kg入りのモノハイドレートをジップ袋ごと棚に置き、計量スプーンを差しっぱなしにしておく。これだけで継続率は劇的に上がります。種類選びで悩んだ時間と労力を、継続のための仕組みづくりに使ったほうが結果につながります。
飲み合わせやプロテインとの併用については クレアチンとプロテインは一緒に飲んでいい?混ぜる効果と正しい飲み方 と クレアチン×EAA・BCAA・カフェイン・コーヒー飲み合わせ完全ガイド もあわせて参考にしてください。
よくある質問
Q. クレアピュアとモノハイドレートの違いは何ですか?
化学的にはまったく同じ物質です。クレアピュアは、ドイツのAlzChem社が製造する高純度モノハイドレートのブランド名(商標)であり、種類が違うわけではありません。違うのは純度の高さ・第三者認証(ケルンリスト®等)・製造プロセスの管理水準で、効果そのものではなく品質保証の信頼性が価値です。
Q. クレアルカリンは少量で効くって本当ですか?
研究上は否定されています。男性36名を3群に分けた直接比較試験(Jagim 2012)では、メーカー推奨の少量プロトコル(1.5g/日)でも、モノハイドレートと同じ高用量でも、筋肉内クレアチン量・体組成・筋力・無酸素能力のいずれもモノハイドレートを上回る結果は得られませんでした。「少量で効く」は商品の宣伝文句であって、研究結果ではないと理解してください。
Q. 胃が弱い人はどの種類を選ぶといいですか?
まずマイクロナイズド・モノハイドレートを試すのが最初の選択肢です。粒子が細かく溶けやすいので、水と一緒に飲んだときのザラつきや胃の違和感が軽減されます。それでも合わない場合はHClが選択肢に入ります。HClは水溶性が非常に高く、少量の水でも溶けるためです。ただし価格が約2倍以上になる点は理解しておいてください。空腹時を避け、食事や炭水化物と一緒に飲むだけでも違和感が消えるケースは多いです。
Q. ドーピング検査があるアスリートはどれを選ぶべきですか?
クレアピュア®ブランドのクレアチン(製品ラベルに「Creapure®」ロゴ表示があるもの)を選ぶことを強く推奨します。クレアピュアはケルンリスト®という第三者検査をクリアしており、ドーピング検査対象の禁止物質が混入するリスクが最小化されています。サプリの混入事故は世界中で定期的に起きているため、検査対象の競技者は値段差以上の価値があります。クレアピュアとは何か、なぜ競技者向けの第一選択肢になるのか、ロゴだけで偽物を見抜けない場合の対処法(公式QSコード照会)まで、クレアピュア(Creapure®)の包括的な解説記事 クレアピュアクレアチンとは|純度99.99%・本物の見分け方と主要5商品を解説 で公式情報をもとに整理しています。競技者向けの主要5商品比較もあわせて確認できます。
Q. ヴィーガン・ベジタリアンが選べるクレアチンはありますか?
はい、クレアピュア®は動物由来の原料を使わない製造プロセスのため、ヴィーガン・ベジタリアンの方でも安心して選べます。クレアチン自体は化学合成された物質で、原料が動物性かどうかは製造工程で決まります。「ヴィーガン対応」と明記された製品やクレアピュア®クレアチンを選んでください。食事からのクレアチン摂取についての詳細は クレアチンを多く含む食べ物一覧|食事だけで必要量を摂れるか計算してみた もご覧ください。
Q. 飲み続けるなら同じ種類のほうがいい?途中で切り替えても大丈夫?
切り替えても問題ありません。化学的にはどの種類も同じクレアチンを体に届ける手段なので、銘柄や種類を変えても筋肉内のクレアチン蓄積に悪影響はありません。継続使用やサイクルについては クレアチンをやめたらどうなる?筋肉は落ちる?10年飲み続けた私が正直に解説 を参照してください。
まとめ
- 研究で優位性が確認された種類は今のところモノハイドレートのみ:他形態でモノハイドレートを上回る一貫したエビデンスは存在しない(Fazio 2022・Antonio 2021)
- クレアピュアはモノハイドレートの高純度ブランド:化学的に同じ物質で、純度・第三者認証・ヴィーガン対応が違う
- クレアルカリンの「少量で効く」は2012年の比較試験で否定済み:推奨用量でも高用量でもモノハイドレートを上回らなかった(Jagim 2012)
- HClは効果同等だが価格は約2倍:胃が弱い人の選択肢としてのみ意味あり(Eghbali 2024・Londoño-Velásquez 2025)
- エチルエステルは分解されやすく劣る可能性:血中濃度上昇が劣り、クレアチニンが増加(Spillane 2009)
- 代替形態の約88%は主張を裏付けるエビデンス不足:価格差の正体は効果ではなくマーケティングコスト(Escalante 2022)
- 基本はクレアピュア®ブランドのクレアチンを選べば間違いない:純度99.99%・ケルンリスト®認証・全バッチHPLC検査・公式QSコード照会で「外れを引かない安心感」が他のモノハイドレートとは別格。競技者・ヴィーガン・品質重視派には特に必須の選択肢
新しい種類が出るたびに「ついに本命登場か」と期待してしまいますが、クレアチンに関しては「種類選びより継続」が結果につながる近道です。迷ったらクレアピュア®ブランドのクレアチンを選べば品質保証で外しません。コストを抑えたい場合のみ無印のモノハイドレートに落とす——これだけ覚えておけば、買い物で失敗しません。
【次に読むべきおすすめ記事】
種類の違いを押さえたら、次は具体的な配合品の選び方や安全性を確認しましょう。
- クレアチンの効果・基本情報を知りたい → クレアチンとは? | エビデンス最強のサプリメント
- クレアピュア(Creapure®)とは何か、純度・認証・本物の見分け方・おすすめ商品まで完全ガイドを読みたい → クレアピュアクレアチンとは|純度99.99%・本物の見分け方と主要5商品を解説
- モノハイドレートのローディング方法を知りたい → クレアチンのローディングとは?必要か不要かを最新研究で徹底解説
- はげる・腎臓・下痢の副作用を確認したい → クレアチンの副作用【はげる・腎臓・下痢】は本当か?実体験とエビデンスで徹底解説
参考文献
この記事の内容も、数千件のフィットネス論文を人の手で一つずつ読み解いた研究データベースに基づいています。同じデータベースを直接検索できる「FitOnline Lab」なら、あなた自身の気になるテーマも調べられます。
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この記事を書いた人
フィット
- 2014年7月 筋トレスタート(歴10年)
- 2018年5月 パーソナルトレーナースタート(歴7年)
- 2019年6月 社内で最速級の速さで店長へ就任
- 2020年4月 フリーランスパーソナルトレーナーとして独立
- 2022年7月 株式会社FITONLINE設立
- 2026年3月 FitOnline Labを開発。2,000以上のフィットネス関連論文を査読。
- 2026年4月 FitOnlineで試飲したプロテイン20ブランド・213フレーバー
- パーソナルトレーナーとして最高月収150万円達成
- 実際に飲んで試してきたプロテインの種類50種類以上、サプリメント30種以上
- ANYTIME、JOYFIT、FASTGYM、ゴールドジム、FIT PLACE、東急スポーツオアシスなど計10以上の大手ジム利用経験あり
- 通算1,000名以上のお客様へカウンセリング・セッション
- お客様の最高減量幅34kg
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