今回はパーソナルトレーナーとお客さんの恋事情に関して私の実体験を混ぜながら解説していきます。
私自身都内の某主要駅にて、4年ほど業界に身を置いている現役パーソナルトレーナーです。
都内でトップ5に入るであろう店舗規模(在籍トレーナー数や会員数)の個室専門パーソナルジムで2年ほど勤めて店長までなりました。
その後独立して、フリーランスとしてパーソナルトレーナーを行なっています。
そんな私のパーソナルトレーナー目線から、今回はパーソナルトレーナーとお客さんの恋事情を徹底解説します!
業界の現状と客層
パーソナルトレーニング業界も多様になってきていますので、まずは前提条件を整理していきたいと思います。
主に業界としては3形態あると思っています。
- フィットネスクラブが提供するパーソナルトレーニングサービス
- 近年流行っているパーソナルトレーニング特化型のパーソナルジム
- コンテスト歴などがありSNSなどで知名度を上げている選手が行う個人でのパーソナルトレーニング
今回はあくまでパーソナルトレーニング特化型のパーソナルジムという前提でお話を進めていきます。
実は女性会員が圧倒的に多いパーソナルジム
私が在籍していたパーソナルジムでの統計となりますが、お客さんの在籍男女比は以下の通りです。
男 3 : 7 女
都内主要駅で1,000人近くのお客様が在籍していましたので、都内及び首都圏は大体近い統計になるのではないでしょうか。
そしてその在籍女性のうち、20代3割、30代3割、40代3割、その他1割といったところです。
パーソナルジムの料金体系はコース制になっているところが多く、1契約で数十万かかることがほとんどですので、金銭的にもある程度余裕のある20代後半から40代の在籍が多くなります。
しかもその年代から女性は、太り始めるまたは痩せないというのを実感してきたりするものです。
恋の予感がするパーソナルトレーナーという職業
パーソナルトレーナーとは主にお客さん(クライアント)に対し、トレーニング指導を行うフィットネスジムやパーソナルジムで働くトレーナーを指します。
ここ数年でのフィットネスブームに並行して、ダイエットや筋トレをする人が増えてきました。
より効率的にトレーニング効果を得るため、お客さんへ丁寧にトレーニング指導、悩み解決、お食事指導などを行っています。
そんなパーソナルトレーナーという職業ですが、私の考える恋の予感は以下の条件です。
- 一対一のマンツーマンレッスン
- 定期的に会う
- ジムによっては個室である
- 寄り添う
1. 一対一のマンツーマンレッスン
近年のパーソナルトレーニングはお客さん一人につきパーソナルトレーナー一人がつくマンツーマンセッションが主流です。
マンツーマンであれば、多くのコミュニケーションが生まれ、相手との心理的距離や物理的な距離(補助など)も近くなります。
2. 定期的に会う
パーソナルジムの多くはコース制を採用しています。
例)2か月コース 計16回など
上記のコースだと、週2回通って16回がぴったり2か月でコースが終わる計算になります。
家族や職場の人以外で定期的に週2回も会う存在はなかなかいません。
3. ジムによっては個室である
パーソナルトレーニングの業態によって異なってきますが、近年のパーソナルジムではエステサロンのように個室で一部屋一部屋しっかりと仕切られているパーソナルジムも多く存在します。
二人だけの空間になることで、女性は少しだけ大胆になれるものです。
多くのトレーナーやお客さんが入れ替わる受付では大人しい方もセッションルームに入り、パーソナルトレーニングになると少しだけ大胆に変わるお客さんを多く見てきました。
4. 寄り添う
パーソナルトレーニングに通うお客さんは、多くの困難に直面します。
- 体重が落ちない
- 甘いものが食べたくなる
- 生理などの感情の起伏
- 仕事や私生活でのストレス
これらの相談にも乗り、お客さんに寄り添って目標達成をサポートするのがパーソナルトレーナー最大の使命と言ってもいいでしょう。
一回一回のトレーニングセットやお食事の報告で、できたことをとにかく褒めてあげます。
少しづつの成功体験を認めてあげることで、更に頑張っていけるように導いてあげるのです。
実際パーソナルトレーナーはどう思っているのか
パーソナルトレーナーも人間ですし、一人の男ですので当然女性に好意を持つことはあります。
(一人の男と表現したのは、今では女性トレーナーも数多く活躍されていますが、女性トレーナーが男性客に好意を持つ可能性はかなり低いためです。これは深掘りすると脱線してしまうので説明は省きます)
パーソナルジムでたまたま担当になったお客さんが自分のタイプだったりすると、それはもう本当に楽しかったりするのです。
私が考えるパーソナルトレーナーの好意サインは以下の通りです。
これに該当する項目が多ければ多いほど何かしらの脈アリサインである確率が高いと言えるでしょう。
- トレーニング時間を気持ち長めにしてくれる
- プライベートな会話を多くしてくれる(恋の話があればなお良い)
- なんならトレーニングより会話重視のセッション
- 服装や髪型など身なりの変化に気づいてくれる
- なぜか毎回トレーナーが一緒(トレーナーを多く抱えるパーソナルジムの場合)
逆にトレーニングの際の距離感であったり補助のボディタッチは一概に脈アリサインとは言えません。
特にパーソナル業界では、男性トレーナーによるボディタッチが問題になることも少なからずありますので、信頼関係ができてない状態での不必要なボディタッチの補助は避ける傾向にあります。
これらのリスク関連は次章に続きます。
リスク
パーソナルトレーナーは仕事中であること、お客さんはあくまでお客さんであることから様々なリスクも存在します。
連絡先交換のハードル
大手のパーソナルジムはお客さんの引き抜き対策で、お客さんと個人的な連絡先交換はできなくて(交換したらクビ)、ジムのPCやシステムのみを利用してお食事報告や予約のやりとりをしているところがほとんどです。
ex) ライザップ、24/7Workout、Beyond Gymなど
ここでまずは会社のルールを破り個人的な連絡先を交換しなくてはならないという第一関門が存在します。
片思いの可能性
さらに一般的な恋にも言えることですが、 トレーナー側が良いと思っていてもお客さん側は実は全然そのような気はなかったというパターンと
お客さん側が良いと思っていても、トレーナー側はただトレーナーとして良い接客を実施しているだけだったいうパターンも存在します。
前者はおそらく会社にチクられてトレーナーはクビ。
(実際にこのパターンありましたよ)
後者は次回からなぜか担当トレーナーが変わってるなど。
一般的な恋愛で、勘違いパターンによって終わってしまうのであれば良いのですが、そこに会社が挟まっていることでそう簡単には上手くいかないのも現状です。
実体験
じゃあ実際にどうかとぶっちゃけちゃいますと、確かにパーソナルトレーナーとお客さんの恋はあります。
やはりこれだけ条件が揃ってしまうと、あとは男女の世界になってしまうと言うのが正直なところです。
実際に恋へ発展した元同僚
実際に私の元同僚で(私がまだ店長じゃない時代)お客様と恋が発展してお付き合いまで至ったケースもがあります。
彼はそのお客様の予約がある前は毎回ウキウキで色々な話を聞かされていましたのを鮮明に覚えています。
(ちなみに私はお客様とプライベートでは合わない派の人間です)
後から聞いた話だとお互いに好きなタイプだったらしく、パーソナルトレーニングを通して、どんどんと仲を深めていったとのことです。
その元同僚とは今も不定期で会う機会があ流のですが、あれから今だにお付き合いしているようでかなり上手く行っている好例になります。
ご飯へと誘われた私
私が実際にあった経験ですと、年上の女性(30代)からパーソナルトレーニング卒業間近にご飯へお誘いされたことがあります。
こんな記事を書いている私ですが、お客さんとは絶対にプライベートでは会わないという信念を持っていますので、やんわりとお断りさせて頂きました。
通っている最中は、当然お客様のお食事制限をサポートする立場を口実として、外食のお誘いも断りやすいのですが、卒業間近だと、なかなかいい断り文句も見つからないものです。
私は会社のルールというのを口実にお断りさせて頂きました。
まとめ
私がパーソナルトレーナーとして絶対に勘違いして欲しくないのは、みんながみんなそういう気持ちでパーソナルトレーナーをしているわけではないと言うことです。
パーソナルトレーナーのほとんどがトレーニングが大好きでパーソナルトレーナーになる人がほとんどです。
数ヶ月でお客さんの身体がみるみる変化して、フィジカル面だけでなくメンタル面も変わっていくお客さんは多くいます。
自分の好きなトレーニングを通して人の役に立てて、直接感謝される。
こんなにも素敵な職業はありません。
ただそんな過程で、二人の結束が強まり仲はどんどんと深まるのも事実です。
もし、皆様の中でパーソナルトレーナーと何か幸せな話や相談などありましたらぜひお問い合わせまでご連絡下さいませ。