HMBはクレアチン・プロテインと併用すべき?足し算が効くコンボを厳選
「HMBとクレアチンって一緒に飲んでいいの?」「プロテインを毎日2杯飲んでるなら、HMBはいらない?」「EAAとも混ぜて大丈夫?」併用でいちばん多い疑問です。
じつは答えは研究で整理できていて、足し算が効く組み合わせと、片方で十分な組み合わせがハッキリ分かれています。
13件のヒト対象研究と、クライアントに併用指導してきた8年間の現場感を持ち寄って整理します。
※本記事は学術研究の紹介を目的としたもので、医療行為や治療を推奨するものではありません。持病がある方や常用薬がある方は、サプリメントの併用について必ず医師にご相談ください。
効果・飲み方・副作用・選び方など、HMBの全体像を先につかみたい方は HMBとは?効果の条件と選び方を最新エビデンスと現場視点で総まとめ【保存版】 にまとめています。
結論|HMBと他サプリの併用早見表
細かい解説の前に、研究から見える「相性の結論」を先にまとめます。
- HMB × クレアチン:相性◎。働き方が違うので足し算が効きやすい。ただしトレ経験が長い人では上乗せが乏しい研究もある
- HMB × プロテイン(ホエイ):相性◯。役割が違うので併用は理にかなうが、タンパク質が足りている人では差が出にくい
- HMB × EAA/BCAA:カテゴリ違い。HMBは「スイッチ」、EAA/BCAAは「材料」。役割で住み分け
- HMB単独 vs ホエイ+ロイシン:差なしとの報告あり。タンパク質を十分摂れているならHMBの優先度は下がる
もっとも分かりやすい数字が、未経験者40名を4群に分けて3週間比べた比較試験(Jówko 2001)です。除脂肪体重の増え方が、介入の足し算にほぼ綺麗に対応しました。
- HMB単独:除脂肪体重が偽薬より+0.39kg多く増えた
- クレアチン単独:偽薬より+0.92kg
- HMB+クレアチン併用:偽薬より+1.54kg(最大)
筋力の伸びも同じ傾向で、3種目の合計重量(偽薬比の上乗せ分)でHMB単独+37.5kg、クレアチン単独+39.1kgに対し、併用群は+51.9kgまで伸びました。「働き方が違うサプリは足し算が効く」という組み合わせの考え方の出発点になった試験です。
以下、「どうしてこの組み合わせなら足し算が効くのか」「プロテインで足りる人の条件は何か」を研究ごとに整理していきます。
HMBとクレアチンは相性が良い|異なる働きだから足せる
HMBとクレアチンは、ジム界では「定番の2本柱」として一緒に語られることが多いサプリです。ただし併用が合理的な理由は、なんとなくの雰囲気ではなく、働く場所とタイミングが完全に違うからです。
なぜ足し算が成り立つのか(作用機序の違い)
両者の役割を一言で分けると、こうなります。
- クレアチン:筋肉の「出力」を底上げするサプリ。瞬発的な力を出すときのエネルギー(ATP)を素早く再生する
- HMB:筋肉の「残り方」を底上げするサプリ。筋タンパク質の分解を抑え、合成のスイッチを押す
つまりクレアチンが「今日もう1レップ挙げられる燃料」を足し、HMBが「挙げたあと筋肉が減りにくい環境」を整える。狙っている場所が被らないので、同時に飲んでも効果が潰し合わない。これが足し算が効く理由です。国際スポーツ栄養学会のまとめ(Wilson 2013/Rathmacher 2025)でも、他の栄養素との併用で効果が上乗せされる可能性が言及されています。
3週間で除脂肪+1.54kgまで伸びた比較試験
この「足し算が効く」を数字で最初に示したのが、先ほどの4群比較です(Jówko 2001)。未経験者40名を、偽薬のみ/HMB単独/クレアチン単独/HMB+クレアチン併用の4つに分け、同じ筋トレを3週間続けた時に、身体組成と筋力がどう変わるかを見ています。
除脂肪体重の増え方は冒頭の通りで、HMB単独・クレアチン単独のそれぞれの上乗せ幅を合計したように、併用群がその上を行く形になりました。さらに筋力の合計伸び幅(偽薬比の上乗せ)も、HMB単独+37.5kg、クレアチン単独+39.1kgに対し、併用群は+51.9kg。3週間という短い期間で、これだけ差がつく試験はHMB研究全体を見ても珍しいものです。
減量中のクライアントで、クレアチン単独で伸び悩んでいた方にHMBを追加したことがあります。体重は変わらないのに、4週間で除脂肪体重だけがプラスに転じました。あくまで一例ですが、Jówko 2001の傾向と合っている体感です。食事が整った上での足し算だったのが大きかったと思います。
複数の研究をまとめた分析で見える傾向
単発の試験だけで判断せず、複数の研究を束ねた分析も見ておきます。HMB+クレアチンの併用研究を横断的にまとめた分析(Fernández-Landa 2019)では、クレアチン3〜10g/日にHMB 3g/日を足す形で最低4週間続けると、除脂肪体重の増加と脂肪の減少が確認できたと報告されています。
- 身体組成:多くの試験で除脂肪体重が増え、脂肪量が減る
- 筋力:検討された2試験のうち1試験で、併用群が対照群を上回った
- 無酸素パワー:3試験中2試験で、併用群が有利
「すべての試験で勝つ」ほどの強さではないものの、方向性としては「足す価値がある」側に傾いているというのが、現時点での複数研究の結論です。
60歳以上でも筋力と持久力が伸びる
併用の恩恵は若い人だけのものではありません。60歳以上の活動的な高齢者30名を対象にしたクロスオーバー試験(Ramos-Hernández 2025)では、クレアチン+HMBを6週間併用したところ、脚の筋力、背中の筋力、上半身の筋持久力がいずれも改善しました。興味深いのは筋量そのものは大きく動かなかった点で、この結果は「HMBとクレアチンはまず神経系・出力面から効いてくる」という仮説と整合します。
減量中・シニア・忙しくてボリュームが積めない時期のように、筋量を増やす条件が揃いにくい場面でも、併用で出力を保てる可能性があることを示唆した最新データです。
一方で併用が効かない場合もある
ここまで併用のメリットを見てきましたが、フェアに扱うなら「効かなかった研究」も同じくらい丁寧に見ておく必要があります。結論を先に言うと、トレーニング経験が豊富で、すでに刺激への適応が進んでいる人では、併用の上乗せが消える傾向があります。
- O'Connor 2007:高度にトレーニングされた男性ラグビー選手30名に、6週間HMB+クレアチン+糖質を併用。筋力・パワー・体格のどの指標でも、群間差は出ませんでした
- Mangine 2020:大学ラグビー選手16名を対象に、6週×クロスオーバーでHMB+クレアチン vs クレアチン単独を比較。シーズン中の体格・パフォーマンスいずれも上乗せなし
- Jakubowski 2020:若年者を対象にしたHMB研究を束ねた分析(14試験を特定し11試験を解析)では、除脂肪量・脂肪量・筋力のどれでも有意差は出ず、総体重だけがわずかに動いた、という結果でした
これらをどう読むかがポイントです。HMBは「伸びしろが残っている人」ほど効きやすく、上級者で効きにくいという読み方が、現場感とも合っています。筋トレ歴の浅い人や、ケガ明け・減量中のようにコンディションが乱れた時期に効き、完成度の高いアスリートでは差が埋もれやすい、というイメージです。
効かなかった研究の意味については、専門の記事でさらに掘り下げています( HMBは効果なし?意味ないと言われる理由を14件の研究で検証 )。
HMBとプロテインは「材料」と「スイッチ」
続いて、もう一つの定番の組み合わせ「HMBとプロテイン」を見ていきます。クレアチンとは違い、HMBとプロテインは原料的につながりがあるぶん、混同されやすい関係です。
役割が違うから一緒に飲む意味がある
HMBはプロテインに含まれる「ロイシン」というアミノ酸から体内で少量ずつ作られる代謝物です。関係をざっくり図式にすると次のとおり。
- プロテイン(ホエイなど):筋肉そのものの「材料」。20種類のアミノ酸を丸ごと供給する
- ロイシン:プロテインの中で、筋合成の「スイッチ」を押す担当のアミノ酸
- HMB:そのロイシンから作られる代謝物で、スイッチを押す働きと、筋分解を抑える働きを持つ
プロテインがあるからHMBが不要、という単純な話ではないのは、食事から摂ったロイシンのうちHMBに変わる割合がごくわずかだからです。スイッチを強く押したいとき、プロテインだけで狙うか、HMBを直接足すかで、効かせ方の戦略が変わります。
個人的な話をすると、私自身はタンパク質を1日で体重×1.8g/kg以上摂れている時期はHMBの体感はほとんど感じません。一方、仕事が立て込んで食事が乱れたり出張が続いた時期にHMBを足すと、翌日の重だるさが明確に軽い。あくまで主観ですが、「材料が足りているときはスイッチ単体の効き目は感じにくく、足りないときだけ効く」という印象です。
ホエイだけよりホエイ+HMBで脚の除脂肪が伸びた研究
「足せる」側のエビデンスとして参考になるのが、未経験者16名を12週間追いかけた比較試験(Stahn 2020)です。全員にホエイプロテインを飲ませ、一方のグループにだけHMBを追加し、身体組成の変化を見ています。
- 脚の除脂肪量(ホエイ+HMB):+14.2%
- 脚の除脂肪量(ホエイ+偽薬):+7.0%
- 全身の除脂肪量:両群で有意差なし
脚という、もっとも大きな筋群の「変化が見えやすい部位」でのみ、HMBの上乗せが出た形です。これは「プロテインに足すなら、大きな負荷をかけた部位ほど差が出やすい」という現場感とも一致します。
「プロテインで足りる、HMBはいらない」は本当か|自己診断フロー
ここまで読んでいただくと気になるのが、「結局、ホエイをしっかり飲めているなら、HMBはいらないのでは?」という点だと思います。条件付きでYES、というのが現時点の正直な答えです。
プロテインとHMBは何が違うのか
役割の違いは前節でも触れましたが、「いらない/必要」を判断するためにもう一度整理します。
- プロテイン:タンパク質の総量を埋める。食事だけでは届きにくい量を補うためのもの
- HMB:筋分解を抑え、スイッチを押す。少量でもピンポイントで効かせるためのもの
タンパク質の総量が足りていない状態でHMBだけ足しても、家を建てる材料が揃っていないのにスイッチを押すようなもので効きにくい。一方、総量が十分でも、筋分解が加速する場面(減量末期、強度の高い期分け、睡眠不足など)ではスイッチ側で助けたくなる、というのが基本的な考え方です。
ホエイ+ロイシンと ホエイ+HMBで効果は同じだった
「HMBが必須ではない」側の代表的な研究がこれです。トレ経験のある男性26名を12週間追いかけた比較試験(Jakubowski 2019)では、
- ホエイ25g + HMB 1.5gを1日2回
- ホエイ25g + ロイシン1.5gを1日2回
の2グループを比較したところ、除脂肪量・筋厚・筋力のどれでも差は出ませんでした。この結果は「ロイシンを十分量添加したプロテインを飲んでいるなら、HMBを別途足しても体組成の伸びはそう変わらない」と解釈できます。
一方、トレ経験者に1日3g(高用量)のHMBを12週与えた別の比較試験(Wilson 2014)では、筋力・除脂肪の伸びが偽薬群より大きく上回ったとする報告もあり、用量・研究条件・対象者によって結論が揺れるのがHMBの現状です。
あなたにHMBは必要か?簡単チェック
研究を踏まえたシンプルな判断基準を置いておきます。
- タンパク質を体重×1.6g/kg以上、毎日コンスタントに摂れているか → Yesなら優先度は低い
- 減量中でカロリーをしっかり削っているか → Yesなら優先度は上がる
- 筋トレ歴が1年未満か、ブランク明けか → Yesなら効きやすいタイミング
- 50歳以上で筋量・筋力の維持を狙っているか → Yesなら併用を検討する価値あり
- 睡眠不足や仕事のストレスで回復が遅れていないか → Yesならスイッチ側の補強が役に立つ可能性
「プロテインとクレアチンだけで十分ですか?」は、指導現場でいちばん多い質問です。私の答えはいつも同じで、「あなたのタンパク質摂取量と、今の課題次第」。増量中でモリモリ食べられている人には止めることもありますし、減量末期で食欲が落ちている人には足すことを勧めています。一律の正解は存在しません。
HMBとの併用を含む筋トレサプリメント全体の優先順位は、 結局どれ?筋トレサプリの優先順位|30種試したSS〜Dランク で30種を実体験ベースに比較しています。
HMBとEAA・BCAAは役割が違う
もう一つよくある疑問が、「HMBとEAA/BCAAは一緒に飲んでいいの?」というもの。結論から言うと、カテゴリが違うので競合しないのが答えです。
- EAA(必須アミノ酸):筋肉の材料になる9種類のアミノ酸を直接供給する。プロテインの「吸収の速い版」に近い
- BCAA:EAAのうち、筋合成に強く関わる3種(ロイシン・イソロイシン・バリン)のみを取り出したもの
- HMB:ロイシンから作られる代謝物。材料ではなくスイッチと分解抑制に働く
使い方の棲み分けも、機能で整理するとシンプルです。
- 材料を足したい:プロテイン or EAA
- トレ中の筋分解を抑えたい:EAA / BCAA / HMB
- 減量中・シニアで分解を強く抑えたい:HMBの優先度が上がる
- トレ中のドリンクで味・吸収を重視:EAA / BCAA(HMBは味が独特で混ざりにくい)
三者併用の飲み分け|1日のタイムライン
「結局、何を、いつ飲めばいいのか」を、一日の流れで整理します。これは私自身が減量期に使っている基本スタックでもあります。
- 朝食時:ホエイプロテイン20〜30g(起床後のタンパク質補給)
- トレ前(30〜45分前):クレアチン3〜5g+HMB 1g(出力とスイッチを準備)
- トレ中:水分+必要に応じてEAA/BCAA(長時間・高強度のときだけ)
- トレ後:ホエイプロテイン20〜30g+HMB 1g(材料+分解抑制)
- 就寝前:カゼイン or 食事のタンパク質+HMB 1g(長時間の分解抑制)
HMBは1日合計3gを目安に、2〜3回に分けるのが基本です(Wilson 2013)。クレアチンは1日1回でも蓄積型なのでタイミングは自由度が高く、HMBと同じ回で飲んでしまうのがシンプルで続けやすい。プロテインは食事と重ねて、1回あたり20〜30gで3〜5回に分けるのが王道です。
タイミングの細かい設計は HMBはいつ飲む?筋トレ前・寝る前・休養日のベストタイミングはこれ で、クレアチン軸の組み合わせは クレアチン×EAA・BCAA・カフェイン・コーヒー飲み合わせ完全ガイド で詳しく扱っています。
併用時の実用的な注意点|水分補給と主治医相談
健康な成人が1日3gのHMBをクレアチン・プロテインと併用しても、現時点で問題を示す報告は出ていません。国際スポーツ栄養学会の2025年公式見解(Rathmacher 2025)でも、最大1年までの摂取で安全性上の懸念は確認されていないと結論づけられています。
併用時に1つだけ押さえておきたい実用ポイントが、クレアチンとの併用での水分補給です。クレアチンには水分保持作用があるため、1日2〜3Lを目安にこまめに水分を摂ると安心。夏場や減量中など汗をかきやすい時期は特に意識してください。
また、以下に当てはまる方はサプリメントの併用前に医師への相談を強くおすすめします。
- 腎臓・肝臓に持病がある方
- 糖尿病などで薬を常用している方
- 妊娠中・授乳中の方
- 未成年の方
HMB単体の副作用(腎臓・肝臓・がん・ドーピング該当性・過剰摂取時の安全域など)は HMBに副作用はある?腎臓・肝臓・がん・ドーピングの不安を13研究で検証 で13件の研究をもとに詳しく整理しました。本記事では併用文脈に特化した実用ポイントのみを扱います。
よくある質問
Q. HMBとクレアチン、どっちを先に始めるべき?
コスパと実感のしやすさで選ぶなら、クレアチンを先に始めるのが基本です。筋力・出力への効果はクレアチンの方がエビデンスが厚く、価格も安いため、最初の1本として導入しやすいからです。その上で、減量期に入る・シニア層・ケガ明けなど、筋分解を抑えたい場面でHMBを足す、という順番が現実的です。両方同時に始めたい場合は、Jówko 2001の併用群と同じ形になるので、それも問題ありません。
Q. プロテインをたっぷり飲んでいるなら、HMBは本当にいらない?
タンパク質を体重×1.6g/kg以上、毎日コンスタントに摂れていて、減量中でもなく、筋トレ歴も長い方であれば、HMBの優先度は下がると考えていいです。ホエイ+ロイシンとホエイ+HMBで差が出なかった比較試験(Jakubowski 2019)の結果とも整合します。ただし、減量末期・シニア・睡眠不足が続く時期は話が別で、HMBの出番が出てきます。
Q. HMBとBCAA・EAAは一緒に飲んでいい?
問題ありません。HMBは「スイッチ+分解抑制」、BCAA/EAAは「材料供給」で役割が違うため、相互に潰し合うことはありません。トレ中のドリンクにEAAを入れ、前後の補給でHMBを飲む、という形が実用的です。ただし全部を同時に揃える必要はなく、タンパク質量を確保できていれば、トレ中のEAA/BCAAの優先度は高くないのが現状の共通認識です。
Q. 休養日もHMBとクレアチンは飲んだ方がいい?
どちらも休養日も継続するのが基本です。クレアチンは筋肉・脳への蓄積型で、毎日一定量を摂り続けることで効果を維持します。HMBも血中濃度を保つために1日3gを2〜3回に分けて摂る形が推奨されており(Wilson 2013)、トレがない日でも筋分解は起きているため意味があります。飲み忘れ防止のためにも、食事に紐付けて毎日同じパターンで飲むのが続けやすいです。
Q. 併用で腎臓に負担はかからない?
健康な成人については、現時点でHMB・クレアチン・プロテインの併用が腎機能に悪影響を及ぼすというエビデンスは確認されていません。HMB 3g/日で臓器への悪影響が見られなかったというまとめ(Nissen 2000)、最大1年までの安全性を確認した最新のまとめ(Rathmacher 2025)があります。ただし腎疾患の既往がある方や、薬を常用している方は、自己判断せず必ず医師に相談してください。
まとめ
- HMBとクレアチンは働きが違うから足し算できる:出力を上げるクレアチンと、分解を抑えるHMBは役割が被らない
- 3週間の比較試験で併用群が除脂肪体重+1.54kgと最大の伸び:未経験者を4群に分けた試験(Jówko 2001)で、併用の価値が数字で示された
- ただしトレーニング熟練者では追加効果が乏しい研究もある:高度な選手対象の試験では併用の上乗せが出なかった例もあり、伸びしろが残っている人ほど効きやすい
- HMBとプロテインは「材料」と「スイッチ」:プロテインが原料を埋め、HMBがスイッチを押す関係。併用は意味があるが、優先度は食事の状況次第
- タンパク質を十分摂れているならHMBの優先度は下がる:ホエイ+ロイシンとホエイ+HMBで差が出なかった試験もあり、無理に足す必要はない
- EAAとBCAAは別カテゴリ、役割の住み分けを意識:材料供給のEAA/BCAAと、スイッチのHMBは併用で問題ない
- 1日3gのHMBは1年までの安全性が確認されている:最新のまとめ(Rathmacher 2025)でも懸念は示されていない
- 自分の食事量・経験・目的に合わせて優先順位を決めるのが現実解:一律の正解はなく、増量/減量/年齢で最適解は動く
- 全体像を俯瞰するには:効果・飲み方・副作用・選び方・属性別の使い分けを9つのテーマで総まとめした HMBとは?効果の条件と選び方を最新エビデンスと現場視点で総まとめ【保存版】 で、本記事の位置づけも見えてくる
HMBは「飲めば必ず効く」魔法ではなく、他のサプリや食事との位置関係で価値が決まるサプリです。自分のタンパク質摂取量、トレ経験、今の時期を確認したうえで、必要な時期に必要な量を足す。それが一番コスパ良く結果につながります。
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- 筋トレサプリメント18種のおすすめ優先順位(最低限の3点・目的別8パターン・いらないサプリメント) → 結局どれ?筋トレサプリの優先順位|30種試したSS〜Dランク
参考文献
「この情報、本当に正しいの?」と感じたことはありませんか。FitOnlineが運営する「FitOnline Lab」は、査読付き論文をもとに作られた検索エンジン。あなたの疑問にエビデンスベースで直接お答えします。
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この記事を書いた人
フィット
- 2014年7月 筋トレスタート(歴10年)
- 2018年5月 パーソナルトレーナースタート(歴7年)
- 2019年6月 社内で最速級の速さで店長へ就任
- 2020年4月 フリーランスパーソナルトレーナーとして独立
- 2022年7月 株式会社FITONLINE設立
- 2026年3月 FitOnline Labを開発。2,000以上のフィットネス関連論文を査読。
- 2026年6月 FitOnlineで試飲したプロテイン24ブランド・235フレーバー
- パーソナルトレーナーとして最高月収150万円達成
- 実際に飲んで試してきたプロテインの種類50種類以上、サプリメント30種以上
- ANYTIME、JOYFIT、FASTGYM、ゴールドジム、FIT PLACE、東急スポーツオアシスなど計10以上の大手ジム利用経験あり
- 通算1,000名以上のお客様へカウンセリング・セッション
- お客様の最高減量幅34kg
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