今回は筋トレするときに必需品となっているパワーグリップの中でも最も人気と知名度を誇るバーサグリップ(VERSA GRIPPS)を解説していきます。
これの記事を読むと以下のことがわかります。
- バーサグリップがなぜおすすめなのか
- バーサグリップの種類
- エクストリーム・プロ・クラシック・フィットモデルの違い
- ゴールドジムモデルに関して
- バーサグリップのサイズ感
- 自分に合ったサイズの選び方
- バーサグリップおすすめの購入方法
パワーグリップの説明からしていますので、不要な人はぜひバーサグリップ(VERSA GRIPPS)とはから読み進めてください!
パワーグリップとは
パワーグリップとは筋トレをする際に使うトレーニングギア(アイテム)のことを指します。
基本的には上半身のトレーニングをするときに利用され、手首に巻く形で使われます。
上半身のトレーニング(主に背中・胸・肩・腕)ではダンベルやバーベルまたはマシンに付随するアタッチメントを手で握り込む際に、握力や腕の力を使いすぎてしまうことがあります。
トレーニングのレベルが上がり、重さの負荷などが増してくると、対象筋肉ではなく、腕に効いてしまうのです。
そんな場合にパワーグリップを使用することで握力を補助してくれて、自分の手で力一杯握り込まなくてもダンベルやバーベルなどを扱うことができるのです。
手の余分な力が抜けることで対象筋に正しく効かす事ができるのです。
パワーグリップは初心者から上級者まで一貫して利用できるトレーニングギアなのです!
バーサグリップ(VERSA GRIPPS)とは
トレーニングが流行る昨今、様々なメーカーがパワーグリップを発売していますが、バーサグリップは自信を持っておすすめできるパワーグリップです!
バーサグリップは世界で一番使われているアメリカのパワーグリップブランドで、パワーグリップを専門に製造しています。
種類やカラー展開の豊富さ、知名度・フィットネスメディア(雑誌など)の掲載、どれをとっても世界一のパワーグリップブランドと言えます。
海外のボディビルやフィジークトップ選手の手首を見るとほとんどの確率でバーサグリップが巻かれています。
あのGOLD GYMから出ているパワーグリップも実はバーサグリップで作られていて、コラボレーションという形で実質GOLD GYMから認められています。
バーサグリップがおすすめな訳
バーサグリップのブランド的認知や専門性は分かっていただけたと思いますが、パワーグリップとしてのクオリティーも最上級のものとなっています。
滑らないグリップ力
まずはパワーグリップというぐらいですのでグリップがもちろん重要になってきます。
バーサグリップでは、独自に設計されたカスタムエンジニアリング滑り止め素材で加工されています。
そのため一旦巻き付けるとダンベルやバーベルは非常に滑りづらくなります。
人によっては片手で30kg, 40kgのダンベルを握るトレーニーもいると思いますが、自分の握力がさほど強くなくてもずっと握っていられるだけの強固なグリップ力を得ることができるのです。
このグリップ力があれば、筋トレ最中のもう一粘りも思う存分力を発揮することができます!
実際に私自身バーサグリップを愛用して7年ほど経ちますが、グリップ力が足らないと感じたことは1回もありません!
グリップの巻きやすさ
トレーニングでは集中力と多くのエネルギーを要するため、パワーグリップを使う際に巻きつけるのが簡単で手間のかからない作業であればあるほどパフォーマンス向上にもつながります。
バーサグリップは皮がかなり頑丈に作られているため、巻きつける際にグリップ部が自立してくれます。
グリップ部が自立することで、巻きつける際に指でキャッチできるのですが、、、
これが自立してくれない(=反対側へフニャッとなる)パワーグリップですと、本当に巻きつけるのが大変なのです。
片方は巻き付けられたとしてももう片方はすでに片手が塞がっているので、、、
グリップ部が自立するか否かは粗悪品と良品パワーグリップを見分ける重要なポイントになりますので覚えておきましょう!
(https://www.versagripps.com/ より画像引用)
実は優れたコスパ
最高のグリップに加え、私が一番おすすめできるところはコストパフォーマンスに優れているという事です。
Amazonでパワーグリップを検索すると大抵は2,000円〜3,000円ほどの商品がほとんどなのに対して、バーサグリップは日本で並行輸入品を買うと8,000円〜10,000円近くします。
ただ安いメーカーのパワーグリップを使う筋トレ仲間から聞く話だと半年から1年経たないぐらいで壊れてしまうのがほとんどなのです。
安かろう悪かろうはパワーグリップで顕著に現れます。
バーサグリップの場合は半年〜1年ほどで皮がいい感じに馴染んできてどんどんと握りやすくなるものなのですが、安物パワーグリップはその時期に壊れてまた買い替えというサイクルに入ってしまいます。
バーサグリップは2-3年、トレーニングの頻度や使い方次第では4-5年もつという体感があります。
それだけ物持ちがいいと、一回の利用コストを考えてもかなりコスパの良いトレーニングギアと言えます。
トレーニングウェアなどと違って何回も買い換える必要のないものですので、ぜひとも安物のパワーグリップではなくバーサグリップの購入を強くお勧めします。
後悔はしませんよ!
バーサグリップの種類と違い
(クリックで拡大できます)
EXTREME(エクストリーム)モデル
エクストリームモデルは現在手に入るバーサグリップの中で一番のハイエンドモデル(高性能)となります。
白い非研磨性の糸で縫い目が二重となっていて、グリップ中央部にもX字型とU字型に縫われていることで、他にはない高強度・高耐久・長寿命を実現しています。
PRO(プロ)モデル
おそらく最も使われているモデルになります。
エクストリームモデルの発売が比較的最近であることから、まだまだプロモデルに人気があります。
カラーバリエーションも12種類と豊富です。
ゴールドジムのパワーグリップもこのプロモデルに相当します。
とりあえず、これを買っておけば間違いないモデルです。
CLASSIC(クラシック)モデル
クラシックモデルは金額が他のモデルに比べて抑えられていることから、エントリーモデルと言えます。
より柔らかいグリップ部の素材が使われています。
今後、ハードに長く使おうと思っている方には少し向かないのも正直なところです。
FIT(フィット)モデル
フィットモデルは、柔らかなフィット感とグリップの長さ・リストの幅共に小さく作られていることからての小さな方(特に女性)向けに作られています。
パワーグリップを使う上でサイズ感はとても重要なので、ての小さな方は用検討モデルです。
ゴールドジムモデル
ゴールドジムで取り扱っているパワーグリップも実はバーサグリップ製となっています。
ゴールドジムモデルは以下の通りです。
- ゴールドジムパワーグリップ(プロタイプ)S, M, L →
バーサグリップPROモデル S, R/L, XL - ゴールドジムパワーグリップ(プロ)PK → バーサグリップPROモデル XS
- ゴールドジムパワーグリップ(クラシックタイプ)S, M, L →
バーサグリップクラシックモデル S R/L, XL
ゴールドジムパワーグリップ(プロタイプ)とゴールドジムパワーグリップ(クラシックタイプ)のサイズ展開はS, M Lとなっており、バーサグリップPROモデルのS, R/L, XLに相当します。
ゴールドジムパワーグリップ(プロ)PKはワンサイズ展開で、バーサグリップPROモデルのXSに相当します。
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超重要なバーサグリップのサイズ感
私の主観にはなりますがバーサグリップを買われる際に、 購入するサイズを間違えている人を大変多く見かけます。
バーサグリップの良いところは握力の使う割合を軽減してくれるのが一番の醍醐味だと思うのですが、購入サイズを間違えるとバーサグリップの良さが半減してしまいます。
エドワード加藤 / Edward Kato YoTubeチャンネル より画像引用
こちらはエドワード加藤さんがバーサグリップを着用しているYouTubeのシーンです。
このように、マジックテープの部分が大きく余ってしまっているのが見て取れるかと思います。
エドワード加藤さんは、ご自身のブランドであるLÝFTとバーサグリップのコラボモデルを普段から利用されています。
LÝFTは一応フリーサイズと書かれてはいるもののバーサグリップの中でも2番目に大きいR/Lサイズで展開していることが確認できました。
https://lyft-fit.com/ より画像引用
あのエドワード加藤さんの体格(178cm 90kg)でもバーサグリップのR/Lサイズでは手首のマジックテープがこんなにも余ってしまうのです。
バーサグリップはアメリカのPowerGrippsU.S.A社が作られているということもあり、アメリカンサイズで一回り大きいと思っていただいて大丈夫です。
ですので、バーサグリップを購入するうえでとても重要なサイズ感ですが、
必ず小さめのサイズを購入しましょう!
おすすめのサイズ
バーサグリップリストサイズ(手首)一覧表
(クリックで拡大できます)
比較的小柄な男性(一般的日本人男性ほとんどに当てはまる)
→バーサグリップ・エクストリーム・プロ・クラシックモデルのXSサイズ
平均的か平均よりも少し大柄な男性
→バーサグリップ・エクストリーム・プロ・クラシックモデルのSサイズ
平均よりも大柄な男性(ごく少数派の日本人)
→バーサグリップ・エクストリーム・プロ・クラシックモデルのR/Lサイズ
ほとんどの女性
→バーサグリップ・エクストリーム・プロ・クラシックモデルのXSサイズ
またはバーサグリップフィットモデルのXS・Sサイズ
※正確に自分に合うサイズを知りたい方は、上のチャートをもとに手首を測定下さい。
私は166cmで最高72kgまで体重がありましたが、バーサグリップエクストリームモデルのXSで丁度良かったです!
バーサグリップおすすめの購入方法
バーサグリップは日本の筋トレ・フィットネス界隈でもかなり浸透してきているので、検索すれば多くの代理店などで買うことができます。
そこから料金を比較して買うのもいいですが、どうせ買うなら公式サイトでカスタマイズモデルをおすすめします。
カスタマイズモデルとはVersa Gripps ProまたはVersa Gripps Xtremeにプラス20$ほどで自分好みのカスタマイズをすることができます。
カスタマイズ内容は以下の5点です。
- ロングストラップの色
- ショートストラップの色
- 右グリップの刺繍及びその色
- 左グリップの刺繍及びその色
- 刺繍のフォント種類(太字体または筆記体)
Versa Gripps Pro
68.95$ → 89.95$(カスタマイズモデル)
Versa Gripps Xtreme
98$ → 123$(カスタマイズモデル)
送料も含めると少し値ははるのですが、前章で説明したコスパの話に加えて、実はカスタマイズモデルは防犯対策に絶大な効果を発揮します!
というのもパワーグリップって、実はジムの簡易ロッカーに忘れてきてしまったり、片方どこかに落としてきてしまったりというのが数年ジムに通っていると1回か2回ぐらいは起こりがちです。
そこで既製品モデルだと、そのまま誰かに盗まれてしまうことが残念ながらあるのです。
盗まれるだけバーサグリップはいいものといえますが、、、
盗まれて同じジムで使っていても、バーサグリップを使っている人なんていっぱいいるので、分からなくなってしまいます。
そんな時に自分のカスタマイズモデルを使っておけば、ほとんどの確率でジムの受付に届いているのです。
実は7年間の間に1度バーサグリップを紛失して、帰宅後にジムへ問い合わせましたが見つからなかったことがあります(泣)その後、カスタマイズモデルを使用して、一度片方だけジムに忘れたことがありますが、しっかりとジムのフロントに届いていました!
バーサグリップの使い方
バーサグリップではプッシュ(押す)トレーニングとプル(引く)トレーニングで使い方が異なります。
プッシュトレーニングでは手のひらにグリップ部を乗せた上にそのままバーを置いてトレーニングをします。
(動画8-12秒目あたり)
それに対して、プルトレーニングはばーが手とグリップの間に入るように巻き付けてトレーニングをします。
(動画14-20秒目あたり)
バーサグリップを使ったトレーニング
バーサグリップを使うことで、主に上半身のトレーニングの質が向上します。
【プル(引く)トレーニング】
背中:デッドリフト、ベントオーバーローイング、シーテッドローイング、ラットプルダウン、ダンベルローイング、チンニングなど
上腕二頭筋:バーベルカール、ダンベルカール、ハンマーカールなど
【プッシュ(押す)トレーニング】
胸:ベンチプレス、ダンベルプレス、インクラインプレスなど
肩:ショルダープレス、(サイドレイズはぷるトレーニングのグリップがおすすめ)
上腕三頭筋:ナロープレス、トライセップスエクステンション(プルトレーニングのグリップがおすすめ)
中でも一番利用されることが多いのは背中のトレーニングです。
特に背中は腕の関与が大きく背中ではなく腕に効いてしまう人が多くいます。
そこで少しでも腕の力や手の力を抜き、握力の補助をしてもらうためにバーサグリップを利用するのです。
バーサグリップを使うか使わないかでトレーニングの上量が数十キロ変わることもあるので、ぜひ使って試してみてください。
まとめ
パワーグリップは様々なメーカーからあらゆるタイプのものが出ていますが、間違いのないお買い物をしたい方は、バーサグリップが絶対におすすめです。
私はサイズ不良や紛失などで7年間の間に3回購入しましたが、いずれも大変満足しています。
トレーニングの質を向上したい方、今使っているパワーグリップに満足してない方、これからトレーニングを始める方、どんな方にもおすすめできるパワーグリップです!