トレーニングの効率を最大化するためのRM（最大挙上重量）計算ツールです。
持ち上げられる重量と繰り返し回数を入力するだけで、1RM（1回のみ挙上可能な最大重量）を正確に計算できます。
筋力トレーニングやウェイトリフティングの目標設定に役立ちます。
※このツールは筋力トレーニングの参考としてご利用いただくものです。過度な重量での無理なトレーニングは怪我の原因となりますのでご注意ください。
RM計算ツールの使い方
RM（Repetition Maximum：最大挙上重量）は、トレーニングにおける重要な指標で、特定の回数で挙上できる最大の重量を意味します。特に「1RM」は1回だけ挙上できる最大重量で、あなたの筋力を測る基準となります。
このRM計算ツールは、実際に持ち上げられる重量と繰り返し回数から、理論上の1RMを計算します。さらに、筋力強化、筋肥大、筋持久力など、それぞれの目的に最適な重量も同時に表示されるため、効果的なトレーニングプログラムを組むための参考にすることができます。
RMの計算
RMの計算方法
1RMは種目によって以下の公式を使用して計算されます：
トレーニング目的別の推奨rep数と重量
| トレーニング目的 | 推奨rep数 | 推奨強度（1RMに対する割合） |
|---|---|---|
| 最大筋力（神経系の強化） | 1〜3回 | 90〜100% |
| 筋肥大と筋力 | 4〜10回 | 75〜85% |
| 筋持久力 | 12〜20回 | 60〜70% |
| 筋持久力・有酸素能力 | 20回以上 | 60%以下 |
This study was done to determine the accuracy of 7 equations for predicting a 1-RM from repetitions to fatigue for the bench press, squat, and deadlift. Subjects, 67 untrained college students (40 M, 27 F) who were enrolled in weight training classes, participated in four 45-min practice sessions to learn proper lifting technique and determine the amount of weight to lift for the 1-RM test. All correlation coefficients between predicted and achieved 1-RM lifts were high (r > 0.95). For the bench press,
引用：LeSuer, Dale A.1; McCormick, James H.2; Mayhew, Jerry L.3; Wasserstein, Ronald L.4; Arnold, Michael D.5. The Accuracy of Prediction Equations for Estimating 1-RM Performance in the Bench Press, Squat, and Deadlift. Journal of Strength and Conditioning Research 11(4):p 211-213, November 1997.
The Accuracy of Prediction Equations for Estimating 1-RM Performance in the Bench Press, Squat, and Deadlift
RMの活用方法と注意点
RMの値は、効果的なトレーニングプログラムを設計するための基礎となります。以下の点に注意して活用しましょう：
- 初心者は1RMテストを避け、10回程度の繰り返しでの重量から計算することをお勧めします
- 1RMの測定を行う場合は、必ず経験者のスポッターをつけましょう
- 実際の1RMは、その日のコンディションや疲労度によって変動します
- 種目によって計算式が異なるため、正確な数値を得るには適切な計算式を選びましょう
- 高重量でのトレーニングは怪我のリスクがあるため、徐々に重量を上げていくことが重要です
効果的なトレーニングには、適切な重量設定だけでなく、フォームの正確さ、十分な休息、バランスの取れた栄養摂取も重要な要素となります。
