プロテインがダマにならない振り方|初心者でも失敗しないコツと正しい作り方
プロテインを飲み始めたばかりの頃、「底に粉が残る」「のど越しがザラザラする」と感じたことはありませんか?実はダマになる原因のほとんどは、入れる順番・液体の量・振り方の3つにあります。順番を変えるだけ、振り方を少し変えるだけで、驚くほどサラサラに仕上がります。この記事では、液体を先に入れる理由から、シェイカーの選び方・振り方のコツ、それでもダマになったときの対処法まで、初心者でも今日から実践できる内容でまとめました。最後まで読めば、もう「粉っぽい」「飲みづらい」と悩まなくてすむはずです。
プロテインがダマになる主な原因
まずはなぜダマができるのか、原因を知っておくと対処しやすくなります。思い当たるものがないか、順に確認してみてください。
粉を先に入れてから液体を入れている
多くの方がやりがちなのが、シェイカーに粉を入れてから水や牛乳を注ぐ方法です。粉を先に入れると、底に積もった粉の表面だけが濡れて膜のようになり、中は乾いたまま固まってしまいます。上から液体を流し込んでも、その膜が邪魔して中まで浸透しにくく、振っても塊が残りやすくなります。逆に、液体を先に入れておけば粉が落ちた瞬間から少しずつ分散し始めるので、振ったときに均一に混ざりやすくなります。まずは「液体→粉」の順番を習慣にすることが、ダマ防止の第一歩です。
粉と液体の量が合っていない
液体が少なすぎると、粉同士がくっついたままになり、振っても塊が解けにくくなります。とくに「濃いめが好き」と少なめの水で作っている方は、ダマができやすい傾向があります。各商品のパッケージに書いてある目安量(例:200ml、250mlなど)は、溶けやすさを考えたうえでの推奨量なので、できるだけ守るのがおすすめです。また、シェイカーにはある程度の余裕容量があったほうが、振ったときに液体が動きやすく、粉が隅々まで行き渡ります。1杯分+余裕を見て、容量に余裕のあるシェイカーを選ぶと失敗が減ります。
よく混ざっていない(振る回数・振り方が足りない)
「ちょっと振っただけ」で飲んでいると、底や角に粉が残りがちです。とくに縦方向にだけ振っていると、重力で粉が下に寄ってしまい、何度振っても底の塊が解けにくくなります。さらに、シェイカーを横に回すだけの「混ぜ方」では、液体の流れが一方向になりやすく、粉が均一に分散しません。ダマを防ぐには、「上下に振る」と「傾けて横に回す」を組み合わせることが重要です。目安としては、10回以上は意識して振ると、多くのプロテインでサラッと仕上がりやすくなります。
水や牛乳の温度が合っていない
冷蔵庫から出したばかりの冷水で作ると、脂質や一部の成分が固まりやすく、粉がまとまってダマになりやすいことがあります。反対に、熱いお湯や温水で作ると、タンパク質が熱で変性して固まり、舌触りが悪くなったり塊が残ったりしがちです。溶けやすさと飲みやすさのバランスがよいのは、常温の水や牛乳です。常温なら粉が均一に分散しやすく、ダマもできにくいので、可能な範囲で常温で作る習慣をつけるとよいでしょう。冷たく飲みたい場合は、常温でよく溶かしてから氷を足すか、冷蔵庫で冷やす方法がおすすめです。
シェイカーの種類や使い方
ボール(金属の玉)や内側のメッシュがついていないシェイカーでは、振る力だけに頼ることになり、粉が砕けにくく塊が残りやすくなります。ボールやメッシュは、振ったときに粉の塊を物理的に砕いて分散させる役割があるため、あると少ない振る回数でサラサラに仕上がりやすくなります。また、蓋がきちんと閉まっていないと、振っている最端に中身が飛び出したり、空気が入りすぎて泡だらけになったりします。泡が多いと飲みづらくなるうえ、粉が泡にまとまって底に沈み、ダマのように感じることもあります。使う前には必ず蓋の閉まり具合を確認してから振るようにしましょう。
プロテインがダマにならない振り方|基本の手順
ここからは、ダマにしないための「基本の4ステップ」を順番に説明します。この流れを守るだけでも、仕上がりがかなり変わってきます。
① 先に水か牛乳を入れる(常温がベスト)
まずシェイカーに、水か牛乳を入れます。量はパッケージの表示通り、あるいは「やや多め」がおすすめです。少なめにすると濃くはなりますが、粉が分散しにくくダマの原因になりやすいので、最初のうちは表示通りか少し多めで試してみてください。必ず常温で入れましょう。冷水・温水より常温のほうが粉が溶けやすく、ダマもできにくいです。シェイカーに目盛りがついていれば、それに合わせて入れると毎回同じ濃度で作りやすくなります。
② プロテインパウダーを後から加える
液体を入れた状態のまま、プロテインパウダーを後から加えます。付属のスプーンを使う場合は、1杯ずつ落とし込むように入れると、粉が液体に触れながら分散しやすくなります。一気にドバッと入れると、粉がまとまって底で塊になりやすいので、少しずつ加えることを心がけてください。このとき、蓋はまだ閉めません。粉を全部入れたのを確認してから、蓋をしっかり閉めます。粉が蓋の溝にはさまらないよう、ふちを軽くたたいて落としてから閉めるとより安心です。
③ 蓋を閉めて「回転+上下」で10〜15回以上振る
蓋をきちんと閉めたら、シェイカーを振ります。ポイントは、縦方向に振る動きと、シェイカーを傾けて横に回す動きを両方入れることです。縦だけだと底に粉が寄りやすいので、傾けながら「回転」を加えると、液体が隅々まで動き、粉が均一に混ざりやすくなります。振る回数は10〜15回以上が目安です。粉の量や種類によっては20回ほど振ると、よりサラッと仕上がります。一度止めて底をのぞき、粉の粒や塊が残っていないか確認してから、まだ残っていればあと数回振り足すとよいでしょう。ボール付きシェイカーの場合は、中でボールが転がるように方向を変えながら振ると、塊が砕けて溶けやすくなります。
④ 底まで混ぜ切れたら完成、泡が落ち着いてから飲む
底をのぞいて、粉の粒やダマがなければ完成です。泡がたくさん立っている場合は、そのまま1〜2分ほど置いて泡が落ち着いてから飲むと、のど越しがよく、胃にも負担がかかりにくくなります。トレーニング後などで「すぐ飲みたい」というときも、最低限、底に粉が残っていないかだけ確認してから飲む習慣をつけておくと、毎回おいしく飲めます。
溶けやすくする混ぜ方のコツ
基本の手順に加えて、次のような「コツ」を意識すると、さらに溶けやすく、飲みやすく仕上がります。
常温の液体を使う
冷水や温水より、常温の水・牛乳で作るほうが、プロテインは均一に溶けやすく、ダマもできにくいです。夏場は水道水が温かめ、冬場は冷ためになることがありますが、極端に冷たい・熱いでなければ、そのまま使って問題ありません。どうしても冷たく飲みたい場合は、まず常温の液体でよく溶かしてから氷を数個入れて軽く振るか、冷蔵庫で少し冷やしてから飲む方法がおすすめです。最初から冷水+氷で作ると溶けにくく、ダマが残りやすいので避けたほうが無難です。
縦振りと横振りを組み合わせる
シェイカーを縦方向にだけ振っていると、重力で粉が底に寄り続け、振っても塊が解けにくいことがあります。そこで、縦に振る動きに加えて、シェイカーを傾けて横に回す動きを組み合わせてください。「縦に2〜3回振る→傾けて横に回す」を繰り返すと、液体が底や角まで行き渡り、粉が隅々まで混ざりやすくなります。慣れてくると無意識にできるようになるので、最初のうちだけ意識してやってみてください。
シェイカーボールやメッシュを活用する
シェイカーボール(金属の玉)や、内側にメッシュがついたタイプのシェイカーは、振ったときに粉の塊を物理的に砕いて分散させるので、少ない振る回数でもサラサラに仕上がりやすくなります。ボールの場合は、中で玉が転がり、底や壁を叩くように動かすと効果的です。メッシュ付きの場合は、液体がメッシュを通るように傾けて振ると、粉が細かく分散されます。すでに持っている方はぜひ活用し、これから購入する方は、ボール付きかメッシュ付きを選ぶと失敗が減りやすいです。
作ったら放置せず、なるべくすぐ飲む
プロテインは、作ってから時間が経つと成分が沈殿したり、雑菌が増えたりしやすくなります。とくに牛乳で割った場合は傷みやすいので、飲む直前に作って、その日のうちに飲み切る習慣がおすすめです。また、作りたてのほうが風味も味もよいので、「作ったらなるべくすぐ飲む」を心がけると、おいしく安全に楽しめます。
シェイカー別の振り方と選び方
シェイカーのタイプによって、効果的な振り方が少しずつ違います。持っているタイプに合わせて、振り方と選び方の参考にしてください。
ボール付きシェイカーの振り方
金属のボール(シェイカーボール)が入っているタイプは、振ったときにボールが粉の塊を砕いてくれるので、ダマができにくいのが特徴です。振るときは、ボールが中で転がり、底や壁を叩くように、縦・横・斜めと方向を変えながら振ってください。同じ向きでだけ振るより、いろんな方向に動かしたほうが、塊が砕けて均一に混ざりやすくなります。振り終えたら、飲む前にボールを外してから飲むと、のどに当たらず飲みやすいです。ボールの洗い忘れに注意し、使ったあとは毎回きちんと洗って乾かすようにしましょう。
ボールなし・メッシュ付きシェイカーの場合
ボールはないけれど、内側にメッシュ(網状のパーツ)がついているタイプでは、液体がメッシュを通る動きで粉が分散されます。振るときは、メッシュ部分に粉や液体が当たるように、シェイカーを傾けて振るのがコツです。縦方向だけでなく、横に傾けて回す動きを加えると、メッシュを通る流れが増えて、より均一に混ざりやすくなります。メッシュは取り外して洗えるタイプが多いので、使ったあとは外して洗い、よく乾かすと清潔に保てます。
容量は500ml以上・目盛り付きがおすすめ
プロテイン1杯分は、液体の量でだいたい250〜350ml程度になることが多いです。シェイカーの容量がギリギリだと、振ったときに液体が動く余裕がなく、泡も立ちやすくなります。余裕を持たせるなら、500ml以上の容量があると、振りやすく泡も抑えられ、ダマもできにくいです。また、目盛り付きのシェイカーなら、水や牛乳の量を毎回同じにしやすく、濃度を一定に保てます。これからシェイカーを選ぶときは、「500ml以上」「目盛り付き」「ボールまたはメッシュ付き」を基準にすると、失敗が少なく長く使える一品を選びやすいです。
それでもダマになる場合の対処法
「順番も振り方も守っているのに、まだ底に粉が残る」「粒が残って飲みづらい」というときは、次のような対処法を試してみてください。
もう一度強めに振り直す・少量の水を足して再シェイク
底に粉が残っているのに気づいたら、まずは蓋を開けずに、強めに15〜20回ほど振り直してみましょう。振る向きを変えながら、底の塊がほぐれるように意識して振ると、その時点で解けることがあります。それでも固まりが残る場合は、蓋を開けて、大さじ1〜2程度の水や牛乳を足してから再度蓋を閉め、もう一度しっかり振ります。液体が少し増える分、濃度はやや薄くなりますが、ダマは解けやすくなり、飲みやすくなります。無理に飲まず、ここで一手間かけると、その後の満足度がかなり変わります。
少量の液体でペースト状にしてから残りを加える
「どうしても粉が溶けにくい」「毎回底に残ってしまう」という方は、ペースト状にしてから薄める方法が有効です。まずシェイカーに、いつもより少なめの水や牛乳(例:50〜80ml程度)だけを入れ、その中にプロテインパウダーを加えます。スプーンや小さな泡立て器で、ダマがなくなるまでよく混ぜ、ペースト状にします。そこに残りの液体を足して、蓋を閉めて通常通り振れば、ほぼダマなく仕上がりやすくなります。最初の一手間はかかりますが、溶けにくいプロテインや、濃いめで飲みたい場合に特におすすめです。
電動シェイカーやブレンダー・泡立て器を使う
手で振るのに限界を感じる場合や、できるだけ手軽に均一に混ぜたい場合は、電動シェイカーやミニブレンダー、泡立て器を使う方法もあります。電動で混ぜると粉が細かく分散され、ダマが残りにくくなります。ただし、泡が立ちやすいので、作ったあと1〜2分ほど置いて泡が落ち着いてから飲むと、のど越しがよくなります。キッチンにブレンダーや泡立て器がある方は、まずそれで試してみるのもよいでしょう。
プロテインを作る際の注意点
ダマを防ぎ、おいしく安全に飲むために、次の2点も押さえておきましょう。
常温の液体で、飲む直前に作る
溶けやすさと衛生面の両方から、常温の水や牛乳を使い、飲む直前に作るのがおすすめです。作り置きすると、時間が経つにつれて成分が沈殿したり、とくに牛乳で割った場合は雑菌が増えたりしやすくなります。また、作りたてのほうが風味も味もよいので、「飲むタイミングで作る」習慣にすると、おいしさも安心も両立しやすくなります。作ったらその日のうちに、できれば30分〜1時間以内を目安に飲み切りましょう。
ホットプロテインにする場合は人肌程度のあたたかさで
冬場や朝に温かく飲みたい場合は、人肌〜やや温かい程度(40℃前後)に抑えてください。熱いお湯で作ると、タンパク質が熱で変性して固まりやすくなり、ダマができたり、舌触りがザラついたりすることがあります。電子レンジで温める場合も、温めすぎないようにし、飲める温度になったらすぐに飲むようにすると、ダマになりにくくおいしく飲めます。
よくある質問(FAQ)
プロテインの振り方や作り方について、よく寄せられる質問に答えます。
ダマにならない振り方の、振る時間の目安は?
「回転+上下」を組み合わせて、10〜15回以上振るのが目安です。粉の量が多めだったり、ボールなしのシェイカーだったりする場合は、20回ほど振るとより均一に仕上がりやすくなります。回数よりも「底に粉が残っていないか」を確認しながら、サラッとするまで振ることを意識するとよいでしょう。慣れてくると、感覚で必要な回数がわかってきます。
冷水と温水、どちらが溶けやすい?
冷水だと脂質や一部の成分が固まりやすく、熱いお湯だとタンパク質が変性して塊になりやすい傾向があります。そのため、溶けやすさと飲みやすさのバランスがよいのは常温の水や牛乳です。冷たく飲みたい・温かく飲みたい場合は、まず常温でよく溶かしてから冷やす・温める、という流れにすると、ダマになりにくくおいしく飲めます。
シェイカーボールは必須?
必須ではありません。ボールがなくても、「液体→粉」の順番と、縦振り・横回転を組み合わせた振り方のコツを守れば、十分サラサラに仕上げられます。ただし、ボールやメッシュがあると少ない振る回数でダマを砕きやすく、溶けがよくなるので、これからシェイカーを買う方や、毎回ダマが気になる方には、ボール付き・メッシュ付きを選ぶことをおすすめします。
牛乳を入れても良い?
はい、問題ありません。牛乳で割るとコクが出て腹持ちもよくなり、タンパク質の量も増えます。作り方の基本は同じで、常温の牛乳を先に入れてから粉を後から加え、しっかり振れば、ダマになりにくく美味しく飲めます。牛乳で作った場合は傷みやすいので、作ったら早めに飲み切るようにしてください。
氷を入れても良い?
氷を入れても構いませんが、プロテインをよく溶かしてから氷を加えるようにしてください。手順としては、常温の水や牛乳でいつも通りに溶かし、底に粉が残っていないことを確認してから氷を数個入れて、軽く1〜2回振るかそのまま飲む、という流れがおすすめです。最初から冷水+氷で作ると粉が溶けにくく、ダマができやすいので避けたほうが無難です。
泡だらけになってしまう。泡立つ場合の対処法は?
振ると泡が立ちやすいのは、プロテインの性質上よくあることです。対処法としては、①作ったあと1〜2分ほどそのまま置いて泡が落ち着いてから飲む、②シェイクしたシェイカーをテーブルに横に置き、コロコロ転がして泡を消す、③シェイカーの上部を縦に持ち、泡立たないように手首を回して混ぜる、のいずれかがおすすめです。
まとめ
プロテインをダマにしないためには、次の4つがポイントです。①必ず液体を先に入れてから粉を後から加えること。②常温の水や牛乳を使うこと。③蓋をしっかり閉めて、「回転+上下」で10回以上しっかり振ること。④シェイカーボールやメッシュがあれば活用すること。原因の多くは「順番・量・振り方」にあり、今日からこの手順とコツを試せば、サラサラで美味しいプロテインを続けやすくなります。まずは「液体→粉」の順番と、常温での作成から始めてみてください。
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この記事を書いた人
フィット
- 2014年7月 筋トレスタート(歴10年)
- 2018年5月 パーソナルトレーナースタート(歴7年)
- 2019年6月 社内で最速級の速さで店長へ就任
- 2020年4月フリーランスパーソナルトレーナーとして独立
- 2022年7月 株式会社FITONLINE設立
- パーソナルトレーナーとして最高月収150万円達成
- 実際に飲んで試してきたプロテインの種類50種類以上、サプリメント30種以上
- ANYTIME、JOYFIT、FASTGYM、ゴールドジム、FIT PLACE、東急スポーツオアシスなど計10以上の大手ジム利用経験あり
- 通算1,000名以上のお客様へカウンセリング・セッション
- お客様の最高減量幅34kg
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